精霊伝説-第六週- 分の物語
※精霊伝説の設定より捏造有り。ご注意。
第28回更新の戦闘結果参照からの続きだと思っていただけたらと思います。
とんでもなく長文物語なのですが、覚悟が出来た方のみつづきを読むからどうぞ。
辿ったり検索するの面倒だと思うので貼っておきますねペタペタ
http://loe.xpg.jp/v/result/r/e/e01245.html
【レンタルキャラクター】
PLNo.999 のご夫婦お名前だけお借りしてます。
エルドールさんは精霊伝説のNPCさんです。
第六週 -協力-
エルフからの依頼を終えて、帰路についた一行だが、セイエン兄妹だけはどうしてもエルフたちから話を伺いたく、森に戻った。
エーレンフリートの護衛もあってリオとパストには押しつけたようで申し訳ないがそのまま依頼を実行してもらう。
エルフたちの住む森には、最初ほどの不穏な空気は無くなっていた。
もちろん精霊樹の瘴気を浄化されたこともあるが、なによりエルフたちの安心感も伝わってくる。
外の世界のものを嫌う種族。
自分達が戻ってきたことで、再び警戒心が伝わってくるのが分かった。
しかしわざわざ出てきてくれたエルドールによって抑えられる。
戻ってくることが分かっていたのだろうか。
静かにたたずんでいるエルドールの前に、兄妹は緊張を隠せずにいた。
勇気を出してディオが一歩足を踏み出す。
「あの…」
「わかっています。あなた方は、あのご夫婦のご子息とご息女ですね。お話は伺っています。」
「…!?」
「お父さんとお母さんを知ってるんですか!?」
まさか、ここに来て行方不明の父と母の情報が入るとは思ってもいなかった。
それだけに、驚きで思考が回らない。
「親父たちは、いったいどこに…!」
「あなた方は、自身の村の存続を求めて、ここにいらしたのではないのですか。」
その通りの事を言われて口をつぐむ。
今は、村にある精霊石を復活させる術を求めてここに来た。
まずはそれをなんとかしなければならない。
両親が、生きていた。
その情報を得ただけでも良かったと思うしかない。
それで、問題点は
精霊石の回復には、どうしたらいいのか。に戻る。
「精霊石を、回復させること、出来るんでしょうか。」
ディオより少し後ろに立っている妹のヒタミが、恐る恐る質問をかける。
エルドールの目線は、先ほどまで対峙していたディオから質問をかけてきたヒタミに移る。
そして先ほどまでの鋭い目線が、優しいまなざしに変わる。
「あなたには、もうすでにその力が宿っている様に思えますが。」
「…え?」
かすかに目が見開く。
どういう、ことだろうか。
先ほどから驚かされてばかりだ。
「その力の操作の方法を知らないだけです。我らなら、その方法を伝授させられますが、いかがいたしますか。」
「…いいのか?エルフは人間に協力しないんだろ?」
「に、兄さん…っ」
何か裏があるんじゃないかという警戒心からか、喧嘩腰になってしまう兄を心配して裾を引っ張る。
しかしそんなディオの威圧さえどこ吹く風。
「ええ。人間は森林を壊す。自然と共に暮らす私たちにとって邪でしかありません。」
「ですが、あなた方は私たちの村の危機を救ってくれました。」
「それに、あなた方の村は、自然と共存していると聞きます。自然を育むための力が失われているのなら、手助けせずにはいられません。」
一言一言ずつ、丁寧に語ってくれた。
彼らの想いに、表も裏もない、心から想ってくれている。
そんな暖かな言葉を受けて、信用しないわけにはいかない。
「ほ、ほんとうに…?教えて、頂けるんですか?」
協力してくれるなんて、一か八かだった二人には願ってもない話だった。
兄の服をギュっと持って、目に溜まった涙を堪える。
まだ村が救われたわけじゃない。涙を流すのは、村を守りきってから。結果を出してから。
自分の服を掴んで震える妹の手を握って慰める。
「さぁ、こちらへ。力の使い方を伝授いたします。」
そう言ってもっと奥にあるエルフの村へと促す。
周りにいたエルフたちも警戒を解いていた。
兄妹は促されるまま、エルドールの後ろに続いて歩き始めた。
第六週 -協力- 終
☆あとがきという名の問題発見記☆
なっが!!!!
こんなに長くするつもりは無かったんだけど、今までずっと温めてたネタだから私の右腕が火を噴いたよね!なにそれ!
セリフとか書いてて気恥ずかしくなりつつも、物語書くのって楽しいです。
この物語を楽しんでくれている方がいらっしゃるのかもわからないですが私が満足してるからいいよね!
ご両親がチラチラ出てきたけどたぶん立ち寄ったんだよね。
全然設定決めてない行き当たりばったりだけど!これからなんとかなりますように。
精霊あと 2 週間、がんばりましょー!
ここまで御精読ありがとうございましたー!
第28回更新の戦闘結果参照からの続きだと思っていただけたらと思います。
とんでもなく長文物語なのですが、覚悟が出来た方のみつづきを読むからどうぞ。
辿ったり検索するの面倒だと思うので貼っておきますねペタペタ
http://loe.xpg.jp/v/result/r/e/e01245.html
【レンタルキャラクター】
PLNo.999 のご夫婦お名前だけお借りしてます。
エルドールさんは精霊伝説のNPCさんです。
第六週 -協力-
エルフからの依頼を終えて、帰路についた一行だが、セイエン兄妹だけはどうしてもエルフたちから話を伺いたく、森に戻った。
エーレンフリートの護衛もあってリオとパストには押しつけたようで申し訳ないがそのまま依頼を実行してもらう。
エルフたちの住む森には、最初ほどの不穏な空気は無くなっていた。
もちろん精霊樹の瘴気を浄化されたこともあるが、なによりエルフたちの安心感も伝わってくる。
外の世界のものを嫌う種族。
自分達が戻ってきたことで、再び警戒心が伝わってくるのが分かった。
しかしわざわざ出てきてくれたエルドールによって抑えられる。
戻ってくることが分かっていたのだろうか。
静かにたたずんでいるエルドールの前に、兄妹は緊張を隠せずにいた。
勇気を出してディオが一歩足を踏み出す。
「あの…」
「わかっています。あなた方は、あのご夫婦のご子息とご息女ですね。お話は伺っています。」
「…!?」
「お父さんとお母さんを知ってるんですか!?」
まさか、ここに来て行方不明の父と母の情報が入るとは思ってもいなかった。
それだけに、驚きで思考が回らない。
「親父たちは、いったいどこに…!」
「あなた方は、自身の村の存続を求めて、ここにいらしたのではないのですか。」
その通りの事を言われて口をつぐむ。
今は、村にある精霊石を復活させる術を求めてここに来た。
まずはそれをなんとかしなければならない。
両親が、生きていた。
その情報を得ただけでも良かったと思うしかない。
それで、問題点は
精霊石の回復には、どうしたらいいのか。に戻る。
「精霊石を、回復させること、出来るんでしょうか。」
ディオより少し後ろに立っている妹のヒタミが、恐る恐る質問をかける。
エルドールの目線は、先ほどまで対峙していたディオから質問をかけてきたヒタミに移る。
そして先ほどまでの鋭い目線が、優しいまなざしに変わる。
「あなたには、もうすでにその力が宿っている様に思えますが。」
「…え?」
かすかに目が見開く。
どういう、ことだろうか。
先ほどから驚かされてばかりだ。
「その力の操作の方法を知らないだけです。我らなら、その方法を伝授させられますが、いかがいたしますか。」
「…いいのか?エルフは人間に協力しないんだろ?」
「に、兄さん…っ」
何か裏があるんじゃないかという警戒心からか、喧嘩腰になってしまう兄を心配して裾を引っ張る。
しかしそんなディオの威圧さえどこ吹く風。
「ええ。人間は森林を壊す。自然と共に暮らす私たちにとって邪でしかありません。」
「ですが、あなた方は私たちの村の危機を救ってくれました。」
「それに、あなた方の村は、自然と共存していると聞きます。自然を育むための力が失われているのなら、手助けせずにはいられません。」
一言一言ずつ、丁寧に語ってくれた。
彼らの想いに、表も裏もない、心から想ってくれている。
そんな暖かな言葉を受けて、信用しないわけにはいかない。
「ほ、ほんとうに…?教えて、頂けるんですか?」
協力してくれるなんて、一か八かだった二人には願ってもない話だった。
兄の服をギュっと持って、目に溜まった涙を堪える。
まだ村が救われたわけじゃない。涙を流すのは、村を守りきってから。結果を出してから。
自分の服を掴んで震える妹の手を握って慰める。
「さぁ、こちらへ。力の使い方を伝授いたします。」
そう言ってもっと奥にあるエルフの村へと促す。
周りにいたエルフたちも警戒を解いていた。
兄妹は促されるまま、エルドールの後ろに続いて歩き始めた。
第六週 -協力- 終
☆あとがきという名の問題発見記☆
なっが!!!!
こんなに長くするつもりは無かったんだけど、今までずっと温めてたネタだから私の右腕が火を噴いたよね!なにそれ!
セリフとか書いてて気恥ずかしくなりつつも、物語書くのって楽しいです。
この物語を楽しんでくれている方がいらっしゃるのかもわからないですが私が満足してるからいいよね!
ご両親がチラチラ出てきたけどたぶん立ち寄ったんだよね。
全然設定決めてない行き当たりばったりだけど!これからなんとかなりますように。
精霊あと 2 週間、がんばりましょー!
ここまで御精読ありがとうございましたー!
PR
この記事にコメントする
カレンダー
プロフィール
HN:
いつき
性別:
女性
趣味:
ゲーム
自己紹介:
ドラゴンネストメインで遊んでます。
ムンロをメインに面白そうな職をちらほら!
✿他にやってるネトゲ↓
ブレソ/アラド戦記
✿その他
トリックスター召喚士になりたい(元トリックスター)
真・三國無双
落書き多めにお絵かきします。
ムンロをメインに面白そうな職をちらほら!
✿他にやってるネトゲ↓
ブレソ/アラド戦記
✿その他
トリックスター召喚士になりたい(元トリックスター)
真・三國無双
落書き多めにお絵かきします。